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不定期日記

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2005-09-10[Sat] 色々と見学

国立科学博物館

 東芝130周年記念イベント「驚き! 130年モノづくり物語」に伴い、金土日は国立科学博物館は入場無料となっていました。
 中に入り、地下のホールにて復刻版の万年時計や視実等象儀(しじつとうしょうぎ)を見てから、今日は時間も無いことだしとそのまま会場の外に。
 が、後から電気洗濯機や電気冷蔵庫の一号機の展示を見ていなかったことに気付いてみたり。どちらかといえばそれを見に行ったはずだったのに……。時間に追われてたので頭からすっぽりと抜け落ちていたようです。
 10月8日から「「パール」展」が行われるようなので、それは見に行こうと思っています。

東京国立博物館

 「遣唐使と唐の美術」と「模写・模造と日本美術−うつす・まなぶ・つたえる−」の展示を見学。(どちらも展示は11日まで)
 「遣唐使と唐の美術」では、昨年見つかった第九次遣唐使として渡ったものの現地で病死した井真成の墓誌の展示が主となっていたように思います。身体はもう異国に埋められたが、魂は故郷へと帰ることを願っているのくだりは涙なくしては読めません。
 他には、三彩の馬や人間、壷や皿なども展示されていました。
 「模写・模造と日本美術−うつす・まなぶ・つたえる−」は、模写や模造品(偽物ではない)ばかりが展示されたものです。
 入ってすぐの吉祥天像の足元に、なぜかガチャピン様とムックの書かれたカードが。あまりに謎だったので聞いてみると、子供向けの音声ガイドの解説があるという目印だとのこと。親子向けの内容もあったりしたので、そのあたりの関係のようです。とはいえ、仏像などの模造品を見ていたところ、近くを親と一緒に歩いていた小さな女の子は「このへん恐いぃ〜」と怯えていました。まあ、3mはあろうかという像が立ち並んでいたら恐いでしょう。色合いも地味というか黒っぽいものも多いし、武器を手にしているものもあるし。
 今後の展覧会は、「国宝 仏頭」(2005年9月21日〜10月16日)、「華麗なる伊万里、雅の京焼」(2005年10月4日〜12月4日)、「北斎展」(2005年10月25日〜12月4日)だとか。「北斎展」は見に行く予定なので、同時に「華麗なる伊万里、雅の京焼」の方も見てこようと思っています。

地球深部探査船「ちきゅう」一般公開

地球深部探査船「ちきゅう」
操舵室右舷側から見たデリック 本日は、横浜でJAMSTECの新造船「ちきゅう」の一般公開も行われました。
 見学者専用の無料送迎バスで移動していると、沿道の建物の上にそびえたつ巨大なデリック(やぐら)がまず見えてきます。大黒ふ頭へと到着すれば、そこには大きな船が。単にトン数だけを見ればもちろんタンカーなどの方が大きいですが、船体中央にデリックが付いているので背が高い船となっています。
 この船の目的は、ライザー掘削システムを使って地球のマントル層まで穴を掘り、サンプルを入手して研究するというもの。中央のデリックからドリルを降ろし、ライザーパイプを継ぎ足して伸ばしながら海底を掘り進み、得られたサンプルを回収して船内の研究設備で解析するという流れ。
各種研究設備 その関係もあって、船内にはCTスキャンや古地磁気測定装置など、各種の研究設備が設置されていたりもしました。
 船自体としては、ヘリコプターデッキが船首上方にあるので操舵室からの眺めが妙な気がしたり、硬式で密閉型の救命艇(上記船の画像で、操舵室横にあるオレンジ色のもの)が装備されていたり、操舵室内左後方の壁のラックにDELLのタワー型パソコンが3台はめ込まれていたりしたのが印象にのこりました。
横浜ベイブリッジの上から見た「ちきゅう」
 ちなみに、上の画像は横浜ベイブリッジの上を走るバスから撮ったもの。バスの反対側にいてとっさに撮ったのでステッカーや人が映り込んでしまっていますが、「ちきゅう」のデリックの高さがよくわかります。どう見ても、橋の下をくぐれるような高さではありません。


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